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zoom RSS 1953年の秋、イージーオーダーがスタート

<<   作成日時 : 2014/05/14 15:34   >>

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 イージーオーダーは婦人既製服の一区画に僅かマネキン人形4体の陳列コーナーを設けてスーツとオーバーコートの型見本を着せて販売を開始した。今までのオーダーに近いということで1957〜59年にピークを迎えた。
イージーオーダーの全盛期にあったこの時期に、小菅利雄常務と山本宗二商品部長は「新しい既製服」の登場を見越し着々と準備を進めてイージーオーダーの採寸データの集計を始めていたのである。1950年、イージーオーダーは婦人服売り場から独立して5つのテーマを設けてデザイン数を増加し品揃えとサービスを進めるようになった。
イージーオーダーの5つのテーマとは:
 1. 顧客のサイズに近い洋服を作れる
 2. 顧客のニーズを受けることが出来る
 3. イージーオーダーでも既製服と同様な価格で求められる
 4. 仮縫いの日数をかけず1週間で出来上がる
 5. マネキン人形を使い、着た感じが注文前に分かる
しかし、当初はこのようなことが十分理解されず、売り上げは一向に伸びなかった。1954年春の卒業式、入学式のシーズンを経て夏物商品の展開に合わせてマネキン数を一挙に30体に増やしたところ、綿の白いツーピース、プリントのワンピース等中心に注文が急激に増加した。
 その後スペースも拡大し、マネキン人形数も50〜60体に増加した。1956年には従来の取引先だけでは縫製が間に合わず新しく各社の得意とする分野を尊重して縫製を委託した。
例えば、ヤングミセスのタウンスーツはオンワード樫山、レースのフォーマルウエアは吉田縫製、その他は東京スタイル、昭和ドレス、花咲、花村、に委託した。
 オリジナル洋服の生産は資金的に伊勢丹が支援した。生地を伊勢丹からイージーオーダーメーカーへ加工に出して縫製メーカーである吉田縫製、三光、保富が加工する。オリジナル商品のパターンは研究所からメーカーへ提供した。
 需要が高まるにつれて特色あるデザインが求められるようになり、日本を代表する5人のデザイナー伊藤茂平、宮内裕、葦田淳、久我あきら、小林秀雄氏らによる新作発表会を売り場で開催し、高い人気を集めたこともあった。

島田 茂

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