訪日外国人(インバウンド)の消費力

 政府方針によると、2020年の訪日外国人数(インバウンド)の目標は4千万人とのことである。
これによる訪日消費料は4.8兆円(2018年)と見込まれている。現在の3,000万近い外国人んで東京・大阪・京都はかなり大変な影響を受け、とりわけ京都市民は市バスに乗るのが大変になり、市民の影響は大きい。
東京でも銀座の大通りには中国人観光客の貸し切りバスが通りの両側にびっしり駐停車しており、街の景観を損ねている。しかし、それによる商業売り上げが伸びているのも確かなようで,この賑わいがあまり偏らずに
続くことは好ましいことでもある。
また、最近は二度目以上のリピーターが6割と多くなり、地方都市への分散化が進んできている様子も顕著であり、名古屋市から金沢・能登への「昇竜道」や「瀬戸内サイクリング」などの新しいコースに人気が高まっていると
いう。そこで、各都道府県では広域連携での新しいコース開発を目指す動きが広がっている。
 私は昨年奈良へと春と秋にゆったりと旅をしたが、東大寺の周囲は外国人で溢れ、奈良の静かな雰囲気は全くと言ってなかった。しかし、平城京を訪ねると大極殿や朱雀門の付近は大変静かであった。
今年の5月は日本列島の西南端の石垣島の近くの島々を訪ねてきた。これらの島々は放牧・農業・漁業・の他には主要な産業が見られないが、観光業が今は大変伸びていると地元の人が言っていた。

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                             石垣島港
島(石垣島・西表島・竹富島)の人々に聞いたところでは、石垣島では大型の豪華客船が港に着くと、4,000人もの人が街に来て、土産物屋が混雑して大変であるという。特に外国船が台湾から来ると、客はパスポートを出して免税手続きがあり手数がかるという。
 この様に日本全体にとっての適当な数の外国人の数は何千万人が好ましい数であろうか。
外国に於いてはオランダやフランスは外国人客を抑制する方針を示しているということだ。一考に価する話である。

                                                      茂木 稔 記

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